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小松左京氏の「幻の」デビュー作発見

すでに数十紙の新聞でも報道されましたように、日本のSF巨匠作家である小松左京氏(1931~2011)が学生時代に創作したと思われる漫画本「怪人スケレトン博士」(Prange Call No. 479-088)が、先月プランゲ文庫にて見つかりました。この発見には、国会図書館とプランゲ文庫の共同デジタル化プロジェクトが大きく関与しています。プランゲ文庫に所蔵されているこの本がデジタル化され、ほんの数ヶ月前に国会図書館のデジタルコレクションに搭載されたところ、小松左京ファンがみごと「最新刊」を発掘するに至ったというわけです。

この作品で小松氏は、その後氏の大ベストセラーとなった「日本沈没」の伏線となるような近代科学に警鐘を鳴らすストーリーを展開しています。時空を超えたこの発見は「まるで小松左京のSF 小説のようだ」と小松左京ライブラリでも伝えられています。(小松左京ライブラリ2014年6月15日付記事参照)(検証結果修正版は2014年7月1日付記事を参照)

長年にわたり国会図書館と二人三脚で歩んできたプランゲ文庫にとって、この発見のお手伝いができたことは最高のご褒美だと思っています。現時点で既に約14,000冊のデジタル化を達成しています。これからもデジタル化を通して思いがけないご褒美に出会えることを楽しみに、国会図書館とともにプロジェクトをどんどん進めていきたいと思います。

記事リンク:

共同通信47News 【小松左京、幻のデビュー作か】米で漫画本所蔵  「日本沈没」に通じる 実名作品、ファン発見

共同通信47News動画ニュース 幻のデビュー作か  –  Sci-fi author Komatsu’s debut work found in U.S. library

The Japan Times オンラインニュース Debut work by sci-fi author Komatsu found

 

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