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先行研究紹介

以前プランゲ文庫の職員が、ある研究者の方から次のような質問を受けました。

「プランゲ文庫で今までに一番研究されている分野は何でしょうか。」

プランゲ文庫の資料は占領期に出版された全ての分野の資料を網羅している為、「一番研究されている」分野を絞り込むことは非常に難しいとその時に痛感しました。

ただ、次に挙げる2つの分野は、既に研究成果を発表された研究者が多く見うけられることを特記できるかと思います。在日韓国人コミュニティーと、原爆(及び広島・長崎)に関する研究です。下記にこの2分野の先行研究論文・図書の例を紹介します。

占領期の在日韓国人コミュニティーに関する先行研究:

  • “The Korean press in Japan after World War II and its censorship by occupation authorities.” (Yoon, Heesang. 2004.) College Park, Md: University of Maryland. http://hdl.handle.net/1903/199.
  • “GHQ占領期における新聞発行とそのダイナミズム” (小林聡明, 2007.)
  • “GHQ占領期における在日朝鮮人団体機関紙の書誌的研究”. Intelligence.(12): 38-50. (小林聡明. 2012)
  • “戦後占領期の朝鮮人学校教科書に見る「民族意識」 : プランゲ文庫所蔵の史料を通して”. Intelligence. (12): 51-59. (池貞姫. 2012.)

原爆(及び広島、長崎)に関する先行研究:

  • “The Atomic bomb suppressed : American censorship in Japan, 1945-1949″  (Braw, Monica, Göran Rystad, and Sven Tägil. 1986. Malmo, Sweden: Liber International.)
  • “原爆報道と検閲.” Intelligence. (2003): 42-47. (中川正美. 2003)
  • “GHQ/SCAP占領下の原爆表現–ccd(民間検閲支隊)の検閲をめぐって.” 国語教育研究 / 広島大学国語教育会 編. (2008): 1-17. (岩崎文人. 2008.)
  • “原爆と検閱 : アメリカ人記者たちが見た広島・長崎” (繁沢敦子. 2010.)
  • “占領期の出版メディアと検閱 : 戦後広島の文芸活動” (広島市文化協会文芸部会編 . 2013.)
  • “被爆者はどこに行ったのか? : 占領下の原爆言説をめぐって”. Intelligence.(13): 92-104. (石川巧. 2013.)

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