Leave a comment

小津安二郎「長屋紳士録」

[本記事は、ラニ・アルデン(2013-2014年学生アルバイト)による寄稿です]

プランゲ文庫は様々なメディア関連資料を所蔵しており、それらはゴシップ誌から映画評論雑誌など多岐にわたります。そのため当文庫の所蔵資料からは、占領期に台頭した様々な映画監督の人物像や作品などを、現在の知名度の有る無しにかかわらず詳しく調査することが可能です。占領期には後に高い評価を受けた映画監督が多く登場しました。そのうちの一人に、小津安二郎監督が挙げられます。

小津安二郎監督は昭和22年(1947年)5月20日、「長屋紳士録」という作品を発表しました。これは、戦後に親とはぐれた少年を引き取った女性の話で、製作過程や内容などが多くの映画雑誌で取り上げられました。以下の画像はその一部です。

また「日米キネマ」という映画雑誌を見ると、日本語ページのすぐ後に英語ページが配置され日本語を解さない読者も記事を楽しめる工夫がされていたことが見て取れます。下の画像はその例です。(1948年7月1日発行)これを見ると「長屋紳士録(松竹)東京の片隅にくりひろげる美しい人情世界庶民を愛する小津安二郎監督飯田蝶子吉川滿子共演」と日本語が書かれたページがあり、その後に「Nagaya Shinshiroku (Shochiku) can easily be a true story in war-torn Tokyo」と英語のページが続いています。

当文庫所蔵の雑誌は全てマイクロ化が終了しており、国立国会図書館をはじめ、様々な大学・その他の機関で利用に供されています。詳しくはこちらのページをご覧ください。

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s

%d bloggers like this: