現在デジタル化を進めているCensored Newspaper Articles紹介の一環として、1948年の今日、1月17日に民間検閲局(CCD)へ提出された文書を紹介します。
1948年1月17日読売新聞は、原爆傷害調査委員会(ABCC)実験室の移転を報道しようとしました。しかしこの記事は民間検閲局(CCD)によって「Suppress」(発禁)処分を受けたと考えられます。提出された日本語記事ゲラやCCDが残した文書には、発禁処分の理由は記されていません。日本語記事ゲラには「…現在研究室が狭溢なので近く委員会は市内の浅野図書館に移轉、内容を完備、原子研究の殿堂として新発足することになった」とあります。
下記の画像はCCD文書です。(クリックで拡大。個々の画像右下のview full sizeをクリックで更に拡大)日本語記事ゲラの画像は当文庫館内限定での公開となります。
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