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出版物紹介: 犬の帝国 : 幕末ニッポンから現代まで

Skabelund犬の帝国 : 幕末ニッポンから現代まで   (アーロン・スキャブランド. 2009, 東京: 岩波書店)

[英語版:Empire of dogs: canines, Japan, and the making of the modern imperial world.(2011. Ithaca: Cornell University Press.)]

アーロン・スキャブランド教授(Aaron Skabelund -Brigham Young University)が2009年に出版された「犬の帝国:幕末ニッポンから現代まで」を紹介します。スキャブランド教授は2002-2003年度の20世紀ジャパン・リサーチ・アワード受賞者でもあります。

「犬の帝国」でスキャブランド教授は、「犬」が日本社会(明治~平成)の中で果した役割を再考します。犬は単なるペットではなく、冨の象徴であり時には軍事資源でもありえた事実を挙げ、飼い主の社会的地位をも定義する存在であった、とスキャブランド教授は主張します。

戦後の日本社会と犬の関係性については、5章で詳しく述べられています。スキャブランド教授はこの章で、第二次世界大戦後「いい」犬のイメージがいかにして各メディアによって日本人の心に植えつけられたかを論じます。当文庫の所蔵物をみても、様々な資料に犬が登場することがわかります。例として児童書デジタルコレクションを見ると、タイトルに「犬」とつく資料が22件見つかりました。また20世紀メディア情報データベースによると少なくとも6件犬関連の雑誌が当文庫に所蔵されています。(例:ドッグワールド [犬の世界社] – Prange Call No. D229)

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