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雑誌特集:鹿児島県で出版された雑誌

2015年3月より、約5,300点(約700タイトル)のプランゲ文庫所蔵雑誌が国立国会図書館のデジタルコレクションにて閲覧可能(館内閲覧限定)となりました。これらの雑誌を今後当ブログにてシリーズとして紹介していきます。シリーズ第一回目(京都府)第二回目(北海道)もあわせてご覧ください。

シリーズ第三回目の今回は、鹿児島県で発行された雑誌を紹介します。

BLOG_magazinesC173,D321

鹿児島童話会が発行した「どうわ」には、童話作家の寄稿が数点収録されています。

「町勢グラフ」は伊作町役場統計係が発行し、同町の人口統計などを詳しく掲載しています。外国籍の町民数なども含まれています。

BLOG_magazinesD296

  • 同志 [1巻2号(1946年7月)] (Call No. D296)

同じく伊作町にて、伊作町革新同志會というグループが発行した雑誌、「同志」も当文庫は所有しています。「同志」は同町の政策や町民への連絡事項などを多数載せていますが、その一方で同地域の人々からの寄稿と見られる短歌や俳句なども扱っています。

BLOG_magazinesD296cd当文庫が所蔵する「同志」1巻2号(1946年7月)には山之内公威氏による「天皇制護持論」という記事が掲載されています。

この記事は、プレスコードに違反するとしてDisapprovedの検閲処分を受けたことが、民間検閲局(CCD)が残した文書から見て取れます(左の画像をクリックで拡大)

BLOG_magazinesD318,E40

  • 怒涛. 詩と論 [1巻1号(1948年4月)] (Call No. D318)
  • 映画研究 [1号(1948年8月)] (Call No. E40)

揖宿郡頴娃村で出版された詩の雑誌「怒涛」にも、当地の住民から寄せられた詩が多く掲載されています。「映画研究」は鹿兒島學生映畫連盟が1948年8月に創刊しました。

BLOG_magazinesE40cd「映画研究」創刊号と共にCCDに提出された文書を見ると、当雑誌の創刊に対する鹿兒島學生映畫連盟のメンバーの意気込みが伝わってくるようです。しかしもう一通の文書(提出日は不明)を見ると、経済的困難により2刊目が発行できず、発刊中止になってしまった旨をCCDに報告しています。(左の画像をクリックで拡大)

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