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Censored Newspaper Articlesのデジタル化: 補修作業

Censored Newspaper Articlesのデジタル化についてシリーズでお伝えします。第二回目の今回は、スキャン前の補修作業についてです。第一回目の「メタデータ作成」もあわせてご覧ください。

戦後は用紙が極端に不足し、出版社は品質の悪い酸性紙・リサイクル紙の使用を余儀なくされました。特に新聞やそのゲラは後世に残すものという位置づけではなかった為、大半が質の悪い紙に印刷され、劣化が非常に進んでいます。このため、当文庫が昨年デジタル化を終了したCensored Newspaper Articles(CNA)のデジタル化においては、事前補修作業が必要となる資料が多数ありました。なお図書のデジタル化では、主にスキャン後に保存作業をします。以前に紹介した「劣化資料保存用の箱」もそのひとつの例です。

CNAの手書き原稿やゲラには、オニオンスキン紙と呼ばれる非常に薄い紙が使用されているものも多くみられました。これらは長年の間に破れやしわが発生しており、スキャンが難しい状態です。また錆びたホッチキス・ピンがとめてあったり、複数の写真がくっついてしまったりしたものもありました。全ての資料の劣化状態を職員がスキャン前に確認し、スキャン過程で支障が出てくると思われる酷い折り目を伸ばす作業などを事前に行いました。

なお、事前補修作業が不可能な資料も一部あり、それらはできるだけ内容が判読できる形でスキャンしました。

下記のスライドショーはホッチキスと糊の取り外しです。

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  1. […] Censored Newspaper Articlesのデジタル化についてシリーズでお伝えします。第三回目の今回は、スキャン作業についてです。第一回目の「メタデータ作成」、二回目の「補修作業」もあわせてご覧ください。 […]

  2. […] Censored Newspaper Articlesのデジタル化についてシリーズでお伝えします。最終回の今回は、スキャン後の画像品質検査(QC – Quality Check)作業についてです。「メタデータ作成」(一回目)、「補修作業」(二回目)、「スキャンニング」(三回目)もあわせてご覧ください。 […]

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