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1947年9月25日

Censored Newspaper Articles紹介の一環として、1947年の今日、9月25日に民間検閲局(CCD)へ提出された文書を紹介します。

枢密員議長であった清水澄(1868-1947)は、1947年9月25日、熱海にて入水自殺を遂げました。この事件は日本各地のメディアで報道されましたがそれらに先立ち、民間検閲局(CCD)が各紙の記事を念入りにチェックした事実が、プランゲ文庫に残されたCensored Newspaper Articlesから見て取れます。特に遺書の詳細を記載した記事は厳しい処分を受けました。

朝日新聞(47-loc-1017)は遺書全文を掲載しようとし、一部削除処分を受けました。清水氏の遺書には、かつて中国「楚」国にて、忠誠を誓った皇帝が崩御した後に入水自殺をした屈原という人物に習って自分も入水自殺をすることにした、と記されていました。この一文「小生の水死したるは楚の名臣屈原にならいたるなり」が削除処分を受けています。

毎日新聞(47-loc-1707a, 1707b, 1707c)、中部日本新聞(47-loc-1017d)、共同通信(47-loc-1707g)も、この一文が削除処分となっています。時事新報(47-loc-1017e)と読売新聞(47-loc-1017h)は、屈原のエピソードを掲載しなかったため、Pass処分を受けたようです。また、共同写真通信(47-loc-1017f)は清水と遺書の写真を掲載しようとし、Delete処分を受けました。

下記は民間検閲局(CCD)が残した文書(47-loc-1707a: 毎日新聞)です。クリックで拡大し、更に個々の画像右下のview full sizeという文字をクリックすると更に拡大します。フルサイズの写真、及び日本語ゲラ・原稿の画像は当文庫館内限定での公開となります。

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