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挿絵の利用

以前こちらの記事で、出版物に処分を受けると修正する必要が出てくる為、多くの出版社が「自主検閲」の重要性に気づいたのではないか、と書きました。たとえ1語の削除でもその手間は惜しいものだったに違いありません。また手書き出版物の場合などは全て書き直すことは不可能に近かったでしょう。

下記は、この手間を最小限にするため独創性のある解決方法を編み出した本「初等朝鮮地理 : 全」(初等敎材編纂委員會)(Prange Call No. 301-0040 ; 301-0040g)の紹介です。出版社は在日本朝鮮人聯盟中央總本部とあります。民間検閲局(CCD)から削除処分を受けた箇所に挿絵を入れ込み、前後とのつじつまを合わせたようです。これにより削除処分を受けなかった箇所は変更する必要がなくなりました。下記のイメージをクリックすると拡大し、ゲラと出版されたものの比較ができます。

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