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寄贈資料の紹介: ジャスティン・ウィリアムス・ペーパー 追加資料

ジャスティン・ウィリアムス・シニア(Justin Williams Sr.)は、1946年から1952年までSCAP民政局課長を務めました。ジャスティン・ウィリアムス・ペーパー(Justin Williams Sr. Papers)は、第二次世界大戦後の日本における議会、政治、そして憲法に関する変動を研究する上で欠かせない資料と言えます。 プランゲ文庫は2016年、ジャスティン・ウィリアムス・ジュニア氏(ジャスティン・ウィリアムス・シニア氏の息子)より、追加資料として図書や写真などを新たにご寄贈頂きました。その中から今日は「Tokyo, fall of 1945: 東京一九四五年・秋」(東京 : 文化社, 昭和21 [1946])と「Jeeper’s Japan」Frances Baker著(東京: Toppan, 1949)を紹介します。 Advertisements

日本国憲法シリーズ①: ジャスティン・ウィリアムス・ペーパーからみる日本国憲法

日本国憲法は1946年(昭和21年)11月3日に公布、翌年1947年(昭和22年)5月3日に施行されました。今年2017年の5月3日で施行70年を迎えるにあたり、「日本国憲法シリーズ」として、今後数週間にわたりプランゲ文庫が所蔵する憲法関連資料の紹介を行います。第一回目のテーマは「ジャスティン・ウィリアムス・ペーパーからみる日本国憲法」です。 ジャスティン・ウィリアムス・シニア(Justin Williams Sr.)は、1946年から1952年までSCAP民政局課長を務めました。ウィリアムスの主要な仕事は、新憲法下で国会が国権の最高機関として機能するように、その制度と運営を確立すること、日本の政治と選挙の実態をマッカーサー元帥に報告すること、及び国会がSCAPの方針に合致する政策を制定しているかどうかを確認することなどでした。コートニー・ホイットニー民政局局長(Major General Courtney Whitney)とチャールズ・ケーディス民政局次長(Colonel Charles L. Kades)が、ウィリアムスの直属上司でした。 ジャスティン・ウィリアムス・ペーパー(Justin Williams Sr. Papers)には、日本国憲法に関する資料が含まれています。下記の画像は、1946年3月6日の午後2時半にウィリアムスがひとつの封筒を受け取ったところからの出来事を詳細に書き記した文書です。厳重に封をされたこの封筒はマッカーサー元帥宛となっており、ウィリアムスは民生局が提案した憲法草案を内閣が受け入れる旨を記した文書が入っている、と予想します。ここでウィリアムは新憲法に対する自分の意見を率直に書き残しています。下記の画像はクリックで拡大します。 “When the document went back to the Cabinet 5 March, much as it was originally drawn up by the Gov’t Sect, there was no choice on the part of the Cabinet but to accept it, tho’ with great reluctance.  No matter […]