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ホーンベイク図書館展示「For Liberty, Justice, and Equality: Unions Making History in America」

現在メリーランド大学ホーンベイク図書館では、Special Collections and University Archivesが所蔵する労働関係資料を使った展示「For Liberty, Justice, and Equality: Unions Making History in America」が開催されています。開催期間は2017年9月~2018年7月です。 米国の労働組合運動は、様々な活動を通してより良い社会の構成に関わってきました。この展示では、公民権運動やLGBTQ団体と連携した運動そして移民の権利や男女平等権など、多様な観点から労働組合運動を見ていきます。     Advertisements

全国安全週間

7月1日から一週間は「全国安全週間」。厚生労働省ウェブサイトによると、今年2017年は90回目の全国安全週間とのことです。 プランゲ文庫が所蔵する壁新聞に、1948年と1949年の全国安全週間に関するものがありました。(クリックで拡大します) まずは1948年6月発行の「安全衞生壁新聞 No.4」(日本産業福利協会発行)です。「全國安全週間始まる 職場を安全に健康に」という書き出しで始まるこのポスターは、職場の安全を保障するにはどのような事を心がけたらよいのだろうか、と問いかけます。また安全で健康な職場をつくるためには安全週間の間に大掃除をして心身ともに明るい職場を作ろう、と呼びかけています。     こちらは翌年1949年6月発行の「安全衞生壁新聞 No.13」(産業労働福利協会発行)です。民間検閲局(Civil Censorship Detachment – CCD)のスタンプによると、発行部数は2,000部。第二十三回目の安全週間を迎え「災害の数は、年によって消長がありますが、本當に安心して働ける職場になるのはまだまだです」と、更なる職場の安全確保を訴えています。ポスター下段では「事故の三大原因」として、「見ざる、聞かざる、言わざる」のフレーズを引用し「僕は見なかったんだ・僕は聞かなかったんだ・僕は知らなかったんだ」と書いています。 どちらのポスターも、画・構成は「榎本眞砂夫」とありました。これらの壁新聞はデジタル化されており、プランゲ文庫館内にてデジタル画像をご覧いただけます。閲覧をご希望の方は、こちらからお問い合わせください。

プランゲ文庫オープンハウス 2015

2015年10月22日、プランゲ文庫はGeorge Meany Memorial AFL-CIO Archive (Special Collections and University Archives) と共にオープンハウス・イベント 2015を開催しました。今年はAFL-CIO Archivesと共催ということで、当文庫の所蔵資料の中から労働関係の資料を選び、AFL-CIO Archiveの資料と共に展示を行いました。 オープンハウス 2013、2014のレポートもご覧ください。

労働関係シンポジウムのお知らせと、関連資料の紹介

2015年3月5日、メリーランド大学歴史学部にあるCenter for the History of the New America が、労働関係学(Labor Studies)のシンポジウムを予定しています。Organizing for Power and Workers’ Rights in the 21st Century  と題したこのシンポジウムはパネルディスカッションなどに加え、プランゲ文庫が所属するSpecial Collections and University Archives (SCUA)のツアーを企画しています。SCUAには George Meany Memorial AFL-CIO Archive があり、これは労働関係の研究にとって不可欠な資料群です。AFL-CIO Archivesは2013年に当大学図書館に寄贈されたもので、四千万枚以上の文書などで成り立っており、寄贈資料としては過去最大規模です。 AFL-CIO Archivesのツアーと共にプランゲ文庫が所蔵する労働関係資料の展示も行います。当文庫は労働法や労働教育をはじめとし、占領期に開花した労働運動などを色鮮やかに映し出す資料を多数所蔵しています。下記に様々な資料群からの例を紹介します。  図書: 図書においては、「工業・土地・労働」の分野資料(米国議会図書館分類表のHDカテゴリー)のデジタル化を終了しましたので、当大学のオンラインカタログ、また国会図書館のデジタルコレクションにて検索可能です。これらの資料はプランゲ文庫館内及び国立国会図書館デジタルコレクションにて全デジタル画像をご覧いただけます。(どちらも館内からのアクセス限定となっております。)   ポスターと壁新聞 情報を迅速に広める手段のひとつとして、ポスターや壁新聞は、労働組合によって多く利用されました。当文庫は計285枚のポスター・壁新聞を所蔵しており、この中には右の写真にみるように労働関係のポスターも含まれています。一部のポスター・壁新聞はマイクロフィルム化及びデジタル化されており、当文庫館内にて利用に供されています。   Censored Newspaper Articles: 先日デジタル化を終了したCensored Newspaper Articlesにも、特に労働組合に関する新聞記事が多数含まれています。下記の例をご覧ください。 米国船の船内作業に日本労働者を使用するな – Seattle agent Ed Coester of the Sailors Union of the […]

ジョン・R・ハロルド文書

連合国軍最高司令官総司令部(SCAP)労働課で、労使関係責任者代理の職に就いたジョン・R・ハロルド氏の関係資料を紹介します。 ハロルド氏は日本民衆に対する労使関係教育に力を注ぎ、労働関係調整法(1946年)の制定・施行にも携わりました。当文庫が所蔵する「ジョン・R・ハロルド文書」は、個人メモ、書簡、報告書、新聞切り抜き、パンフレット、雑誌記事などで構成されており、これらは占領期の労働政策を総合的に見る上で非常に重要な資料と言えるでしょう。 上のスライドショーは、ハロルド文書の中でも特殊な資料で、労働組合・運動の概念を民衆に深く浸透させるためにSCAPが作成した紙芝居です。同報された文書には、”Dick Deveral, Chief of the Labor Education Branch of the Labor Division, SCAP, developed these paper theatres as part of the educational efforts for the Japanese Trade Unionist.” とあります。(左の画像をクリックで拡大)この紙芝居は、木で作られたフレームと共に保管されています。当時は街角で頻繁に見られた紙芝居というメディアを使い、労働教育を広めようとしたSCAPのアイデアが興味深く見て取れます。 ハロルド文書はマイクロ化されており、それらはマッケルディン図書館(McKeldin Library) 1階で自由に閲覧できます。原物、及びコピーは当文庫にて保管していますので、閲覧をご希望の方は、prangebunko[at]umd.eduまでご連絡ください。 参考資料: Guide to the papers of John R. Harold – Harold, John R.  (Call Number: HD8726.5 .H37 1998, 5 microfilm reels) […]