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保存作業:ペーパークリップ

デジタル化にあたり、事前に資料からペーパークリップやピンなどを取り外す作業が必要となることがあります。左の写真は今までに取り外してきたペーパークリップ、ピン、釘、留め具の一部です。これらを取り外す際には、資料を傷めないように細心の注意を払います。 下記のスライドショーでプランゲ文庫の保存作業担当スタッフが、ペーパークリップを取り外す作業を詳しく紹介します。     他にも、バタフライクリップ(バタフライクランプ)も寄贈資料の中から発見しました。最近ではあまり見かけないクリップの形状です。クリップの代わりにピン、針、釘などが使われているケースに遭遇することもあります。ペーパークリップの歴史については、 Evolution of Useful Things by Henry Petroski (NY: Knopf, 1992)という本の4章”From Pins to Paper Clips”が詳しいです。 Advertisements

国会図書館にて公開のデジタル画像、追加図書(2017年)

2017年3月14日、プランゲ文庫の所蔵図書約1400点が、新たに国立国会図書館のデジタルコレクションに追加されました。これらのデジタル画像はプランゲ文庫館内でも利用に供されています。現時点で、一般図書(約7300点)、児童書(約8000点)、雑誌(約6000点)、Censored Newspaper Articles(約15700点)のプランゲ文庫所蔵資料が国会図書館館内限定で公開されています。 今回公開された図書は、主に歴史学(Call No. D-)、アメリカ史(Call No. E-, F-)、文学(映画・演劇など. Call No. PN-)分野の資料です。次の画像は公開された資料の一例です。

保存作業:折り目を伸ばす作業について

資料のデジタル化にあたり、事前に図書の折り目を伸ばす作業などが必要となることがあります。この資料「あふれる泉」(Prange Call No. 322-0069)は、数十ページにわたり、ページ角がひどく折りたたまれてしまっています。下記のスライドショーで、プランゲ文庫の保存作業担当スタッフが、折り目を伸ばす方法を詳しく紹介します。    

文学分野(詩・映画・演劇などに限る)のデジタル化終了

プランゲ文庫は、文学分野(詩・映画・演劇などに限る: 請求番号がPNで始まる図書)518点のデジタル化を終了しました。この分野には歌舞伎・能・謡・宝塚歌劇・漫画・落語に関する資料も含まれており、非常にバラエティに富んでいます。下記の例をご覧下さい。 大半の資料はカタログ化されておりませんが、当文庫館内にて簡易リストを閲覧いただけます。また、資料のデジタル画像も当文庫館内限定で公開しております。

教育図書のデジタル化開始

2015年8月より、当文庫は教育図書のデジタル化を開始しました。作業準備などに伴い、一部の教育図書の閲覧を一定期間制限しています。閲覧制限の該当請求番号はこちらのページで随時更新します。教育図書の概要及び検索方法についてはこちらの記事をご覧ください。 今後はデジタル化が終了した教育関係図書の中から、興味深い資料をシリーズとして紹介していきます。

Censored Newspaper Articlesのデジタル化: 画像の品質検査作業

Censored Newspaper Articlesのデジタル化についてシリーズでお伝えします。最終回の今回は、スキャン後の画像品質検査(QC – Quality Check)作業についてです。「メタデータ作成」(一回目)、「補修作業」(二回目)、「スキャンニング」(三回目)もあわせてご覧ください。 スキャンニングが終わると、最後はデジタル画像の品質検査作業(Quality Check – QC)を行います。QC作業後、全てのデジタル画像は最終保存場所に移され、アクセス用の画像は後ほど当文庫のデジタルコレクション上で公開される予定です。 Censored Newspaper Articles(CNA)は、2014年の3月~12月の間にデジタル化されました。2週間に一度、スキャンニングを担当するニチマイ株式会社から約1,000~4000画像がハードディスクに入れて送られてきます。ハードディスクにはアーカイブ用の画像(400 dpi TIFF)と、アクセス用の画像(400 dpi JPEG)が保存されています。 ハードディスクを受け取ると、品質検査作業担当のプランゲ職員は、まずTIFF画像を当図書館のサーバーに保存し、ディレクトリーリストを作成します。そして品質検査作業用のチェックシートに沿って、原物と画像を1点ずつ照らし合わせて検査を行います。CNAの場合は、1つのハードディスクに約200~1,100フォルダー分の画像が含まれていました。 品質検査はThumbsPlusというソフトを使い、下記の項目をチェックします。 全てのページがスキャンされているか 画像に不備が無いか ファイルネームが規定どおり付けられているか 正しいサイズで文書類がスキャンされているか 画像の解像度、サンプリング・レート、カラー・スペースは正しく記録されているか 更に全体の10%の画像には、Photoshopを使い下記の項目もチェックします。 カラークリッピングのヒストグラム メリーランド大学が指定する、資料の著作権に関する文章 資料の最初と最後のページにおける、ボーダーライン付近の色変化 なんらかの問題が発見された場合は、プランゲ職員がそれらをニチマイ株式会社に報告します。再スキャンなどを経て問題が解決されると、ニチマイ株式会社は新しい画像をFTPサーバーを通じて当文庫に送信します。プランゲ職員は新しい画像を再度チェックし、問題がなければその画像を元のハードドライブに上書き保存します。そして最終保存のためハードディスクを当大学のIT部署に送り、一連の作業は終了となります。

Censored Newspaper Articlesのデジタル化: スキャンニング

Censored Newspaper Articlesのデジタル化についてシリーズでお伝えします。第三回目の今回は、スキャン作業についてです。第一回目の「メタデータ作成」、二回目の「補修作業」もあわせてご覧ください。 当文庫の図書リフォーマット事業のスキャンニングは、株式会社ニチマイ(米国事務所)に委託しています。ニチマイスタッフは当文庫の隣にスキャンニングルームを構え、毎日スキャンニングを行っています。Censored Newspaper Articlesのスキャンニングは、資料の形態や劣化状態など今まで行ってきた図書のスキャンニングとは違う点が多く出てきました。その為同フロアで作業をし、プランゲ職員とニチマイ職員が緻密に連絡を取り合いながら作業を進められたことは、プロジェクトの成功に大きく結びついたと考えられます。約15,000記事(約54,000枚の資料)のスキャニングは約9ヶ月で終了しました。ニチマイ職員によるスキャンニングの様子は、下記のスライドショーをご覧ください。