Tag Archive | 寄贈資料

チャールズ・L・ケーディス・ペーパーをオンライン公開しました。

寄贈資料のひとつ、チャールズ・L・ケーディス・ペーパーをデジタル化し、Internet Archive上でオンライン公開しました。資料のダウンロードも可能です。是非ご覧ください。 Advertisements

オーラル・ヒストリー特集: エレノア・ハドレイ氏(Eleanor Hadley)

マーリン・メイヨー・オーラル・ヒストリーズに収められているインタビューをオーラル・ヒストリー特集としてひとつずつ詳しく紹介していきます。現時点で29件のインタビューは筆記録をオンライン上で公開しています。その他の筆記録および音源はプランゲ文庫館内にてご利用頂けます。これまでのオーラル・ヒストリー特集はこちらのページをご覧ください。 7月17日はエレノア・ハドレイ(Eleanor Hadley)氏の誕生日です。 ハドレイ氏は1916年、ワシントン州シアトルで誕生しました。東京帝國大學に進学する奨学金を受けたハドレイ氏は、1936~40年の間に何度も中国や日本を訪問します。その後ハーバード大学の博士課程に在学中の1943年、経済専門家として国務省で働くオファーを受けました。占領期には連合国軍最高司令官総司令部(SCAP)の一員となり、財閥解体に深く関わりました。占領期終了後は、スミス・カレッジとジョージ・ワシントン大学の教授を務めました。 マーリン・メイヨー・オーラル・ヒストリーズのページで、ハドレイ氏のインタビュー筆記録をダウンロードできます。

オーラル・ヒストリー特集: キーン ドナルド氏(Donald Keene)

マーリン・メイヨー・オーラル・ヒストリーズに収められているインタビューをオーラル・ヒストリー特集としてひとつずつ詳しく紹介していきます。現時点で29件のインタビューは筆記録をオンライン上で公開しています。その他の筆記録および音源はプランゲ文庫館内にてご利用頂けます。これまでのオーラル・ヒストリー特集はこちらのページをご覧ください。 本日6月18日はキーン ドナルド (Donald Keene)氏の誕生日です。 メリーランド大学歴史学部のマーリン・メイヨー教授は1982年5月14日、 “Oral Histories with Americans Who Served in Allied Occupied Japan” プロジェクトにてキーン氏のインタビューを行ないました。 実はキーン氏は占領期に日本に滞在したわけではありません。キーン氏は1945年12月に1週間日本に滞在しましたが、それ以降は占領期終了後の1953年まで日本を訪問することはありませんでした。しかしインタビューを聞くと、なぜメイヨー教授がこのプロジェクトにキーン氏を含めたのかが明らかになります。 戦中は多くのアメリカ人が海軍の日本語学校で日本語の訓練を受けましたが、キーン氏もその日本語学校に通った生徒の一人です。メイヨー教授の狙いは、この日本語学校の情報をできるだけ多く得ることでした。またメイヨー教授はインタビューの中で、キーン氏の海軍従軍者としての日本占領期観についても質問しています。キーン氏はまた“A History of Japanese Literature”というシリーズをこのインタビューの後に発表しており、メイヨー教授はこれについても様々な角度から質問を重ねました。 マーリン・メイヨー・オーラル・ヒストリーズのページで、このインタビューの筆記録をダウンロードできます。

寄贈資料の紹介: Lois Beno Photographs and Oral Histories

2014年4月、プランゲ文庫はLois Beno Photographs and Oral Historiesの寄贈を受けました。 ルイス・ビノ(Lois Beno)さんの夫は空軍に所属していましたが、占領期には陸軍に出向し福岡県にて対敵諜報部隊(Counter Intelligence Corps)の指揮をとることになりました。ルイスさんと子ども達は1947年に日本に渡り、最初は久留米市、その後福岡市に滞在することになります。 今回の寄贈は、ルイスさんのお孫さんにあたるIrish JordanさんがLoisさんから譲り受けた一冊の漫画についてプランゲ文庫に連絡をされたことから始まりました。ルイスさんが占領期に日本に滞在していたことを知ったプランゲ文庫職員がインタビューを依頼。ルイスさんの娘さんがインタビューを行い、その音源及びルイスさんが所蔵していた写真類がプランゲ文庫に寄贈されました。 Lois Beno Photographs and Oral Historiesは、写真32枚、説明文付き写真15枚、インタビュー、日本のしきたりなどについての文書3枚で成り立ちます。 資料はまだ未整理段階ですが、プランゲ文庫館内にて閲覧をご希望の方はprangebunko[at]umd.eduまでご連絡ください。

寄贈資料の紹介: ジャスティン・ウィリアムス・ペーパー 追加資料

ジャスティン・ウィリアムス・シニア(Justin Williams Sr.)は、1946年から1952年までSCAP民政局課長を務めました。ジャスティン・ウィリアムス・ペーパー(Justin Williams Sr. Papers)は、第二次世界大戦後の日本における議会、政治、そして憲法に関する変動を研究する上で欠かせない資料と言えます。 プランゲ文庫は2016年、ジャスティン・ウィリアムス・ジュニア氏(ジャスティン・ウィリアムス・シニア氏の息子)より、追加資料として図書や写真などを新たにご寄贈頂きました。その中から今日は「Tokyo, fall of 1945: 東京一九四五年・秋」(東京 : 文化社, 昭和21 [1946])と「Jeeper’s Japan」Frances Baker著(東京: Toppan, 1949)を紹介します。

1947年5月3日 憲法記念日 – 日本国憲法施行から70年をむかえて

日本国憲法は1946年(昭和21年)11月3日に公布され、翌年1947年(昭和22年)の今日、5月3日に施行されました。プランゲ文庫ブログでは「日本国憲法シリーズ」として、当文庫が所蔵する憲法関連資料を紹介を行なってきました。こちらからシリーズの一覧をご覧いただけます。シリーズ最終回の今回は、日本国憲法制定に深く関わったチャールズ・ケーディスとベアテ・シロタ・ゴードンを紹介します。 チャールズ・L. ケーディス・ペーパー SCAPの民政局次長であったチャールズ・L・ケーディス(Charles L. Kades)は、1947年の日本国憲法制定にあたり憲法案を作成するなど、指導的な役割を担いました。 チャールズ・L・ケーディス・ペーパー(Charles L. Kades Papers)は二部に分かれています。第一部は松本烝治の明治憲法仮修正案(1946年1月4日)に始まり、アメリカ国務省発行日本国憲法最終草案(1947年5月3日施行)にいたるまでの各種修正草案(英語・日本語版)を含んでいます。下記は松本烝治の明治憲法仮修正案の最初の3ページ(英語・日本語版)です。 第二部は、メモ、委員会議事録、手紙、チェックシート、日本国憲法に関する宮内庁の見解などが含まれています。下記は一例です。 チャールズ・ケーディスとベアテ・シロタ・ゴードン マーリン・メイヨー・オーラル・ヒストリーズ にはチャールズ・ケーディスとベアテ・シロタ・ゴードンのインタビューが含まれます。ケーディスのインタビューは1979年10月11~12日に録音され、計8時間13分に亘るインタビューです。ベアテ・シロタ・ゴードンは第14条(法の下の平等)と第24条(男女平等)の執筆に関わりました。ゴードンのインタビューは1978年12月8日に録音され、こちらは2時間16分です。どちらのインタビューも彼らが日本国憲法の制定に従事した経験と、新しい日本国憲法が日本の民主化にもたらした影響について述べています。 インタビューの音声カセットテープはすべてデジタル化されており、プランゲ文庫館内にてご利用いただけます。

メリーランド大学のクラス訪問 (HIST 483) [Spring 2017]

2017年2月28日、メリーランド大学のC.R. リリー教授(歴史学部)が受け持つ「Modern Japan」クラス (HIST483)の学生たちが授業の一環としてプランゲ文庫を訪問しました。このクラスは明治維新から現代までの日本史を学ぶクラスです。 まずプランゲ文庫室長が、検閲の基礎骨組みとなったプレスコードを詳しくたどりながら民間検閲局(CCD)による検閲のプロセスを説明し、どのような出版指標が日本の出版社に与えられたのかを説明しました。そしてCCDが「タブー」として特に注目していた話題の例を挙げ、具体的な資料を見せました。ここで取り上げた「タブー」の話題とは、「検閲の事実を知らせるもの」、「原子爆弾」そして「軍事的宣伝」の3点です。 次に当文庫マネージャーが、日本国憲法についてのプレゼンテーションを行いました。プランゲ文庫は、SCAPの民生局次長として日本国憲法制定に大きく関わったチャールズ・ケーディスの個人所蔵文書(Charles L. Kades Papers)を所蔵しています。また同じく憲法構築に大きく関わったベアテ・シロタ・ゴードン(Beate Sirota Gordon)のインタビューも、マーリン・メイヨー・オーラル・ヒストリーズの一部として所蔵しています。