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映画特集 : “ミネソタの娘/Farmer’s Daugther” (1947)

プランゲ文庫は多数の映画関連資料を所蔵しています。今日3月4日の夜はアカデミー賞授賞式ということで、今日は1948年にアカデミー賞を獲得した“Farmer’s Daugther” [日本語タイトル: ミネソタの娘]に関する資料を紹介します。 1948年3月に開かれた第20回アカデミー賞では、「ミネソタの娘/The Farmer’s Daughter」にてカトリン・ホルストローム(Katrin Holstrom)を演じたロレッタ・ヤング(Loretta Young)が主演女優賞を獲得しました。チャールズ・ビックフォード(Charles Bickford)も助演男優賞にてノミネートされていましたが、「三十四丁目の奇蹟」のエドマンド・グウェン(Edmand Gwenn)が受賞しました。 「ミネソタの娘」は、カトリンが看護師になる為に実家を出ることから始まります。カトリンは途中、経済的援助を受けるために政治的に非常に大きな力を持つ一家のメイドとなります。その後カトリンは思わぬ形でその一家の政治活動にかかわってしまい、自身が候補者として選挙戦に出馬することになります。 こちらはプランゲ文庫が所蔵する図書「ミネソタの娘/The Farmer’s Daughter”」です。(國際出版社, 1948) [Prange Call No. PN-0227] 下記の最初の画像では、キャスト一覧が英語と日本語で掲載されています。次のページは、カトリンが他の候補者の記録を調べる場面です。全ページ、英語台本の隣に日本語訳が付けられています。最後の2ページでは、英語のスラングや口語的表現などに関する注釈が掲載されています。 「ミネソタの娘」は既にデジタル化されており、プランゲ文庫及び国立国会図書館デジタルコレクションにて館内限定で閲覧が可能です。 また、「ミネソタの娘」を取り上げた雑誌記事もいくつかありました。以下は一例です。 Advertisements

小津安二郎「長屋紳士録」

[本記事は、ラニ・アルデン(2013-2014年学生アルバイト)による寄稿です] プランゲ文庫は様々なメディア関連資料を所蔵しており、それらはゴシップ誌から映画評論雑誌など多岐にわたります。そのため当文庫の所蔵資料からは、占領期に台頭した様々な映画監督の人物像や作品などを、現在の知名度の有る無しにかかわらず詳しく調査することが可能です。占領期には後に高い評価を受けた映画監督が多く登場しました。そのうちの一人に、小津安二郎監督が挙げられます。 小津安二郎監督は昭和22年(1947年)5月20日、「長屋紳士録」という作品を発表しました。これは、戦後に親とはぐれた少年を引き取った女性の話で、製作過程や内容などが多くの映画雑誌で取り上げられました。以下の画像はその一部です。 また「日米キネマ」という映画雑誌を見ると、日本語ページのすぐ後に英語ページが配置され日本語を解さない読者も記事を楽しめる工夫がされていたことが見て取れます。下の画像はその例です。(1948年7月1日発行)これを見ると「長屋紳士録(松竹)東京の片隅にくりひろげる美しい人情世界庶民を愛する小津安二郎監督飯田蝶子吉川滿子共演」と日本語が書かれたページがあり、その後に「Nagaya Shinshiroku (Shochiku) can easily be a true story in war-torn Tokyo」と英語のページが続いています。 当文庫所蔵の雑誌は全てマイクロ化が終了しており、国立国会図書館をはじめ、様々な大学・その他の機関で利用に供されています。詳しくはこちらのページをご覧ください。

小津安二郎監督作品「大人のみる繪本 生れてはみたけれど」無料上映会

10月3日(木)午後4時からメリーランド大学Ulrich Recital Hall (Tawes 1121)にて、小津安二郎監督の無声映画「大人の見る繪本 生れてはみたけれど」(1932)の上映会、そしてAndrew Simpson教授(カトリック大学教授)による、ピアノの生演奏と共にお楽しみ頂けます。 この上映会は、メリーランド大学 School of  Languages, Literatures, and Cultures 学部の  Japanese Studies Programおよび Film Studies Program、そしてCenter for East Asian Studiesの協賛です。 上映会は無料で、メリーランド大学の学生、そして一般の方に公開されています。