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雑誌記事索引集成データベース「ざっさくプラス」にて、プランゲ文庫の雑誌が検索可能になりました

2017年4月より、雑誌記事索引集成データベース「ざっさくプラス」にて、プランゲ文庫が所蔵する全雑誌が検索できるようになりました。キーワード検索に加え、記事タイトル、著者名、雑誌名、刊行年などからも検索が可能です。 検索結果画面では、検索結果を発行年別に棒グラフで見ることができます。(図1参照)棒グラフにカーソルを合わせると、その年に発行された記事数を確認でき、更にクリックすると検索結果をその年に限定することが可能です。(図2参照)プランゲ文庫が所蔵する雑誌の情報は「20世紀メディア情報データベース」に含まれていた為、検索結果では記事タイトル前に⑳と出ます。(図3参照)記事名をクリックすると記事の詳細情報ページをご覧頂けます。(図4参照) ざっさくプラスの利用に関してご質問がありましたら、こちらからご連絡ください。

雑誌裏表紙の広告: 女性雑誌から

先日の児童向け雑誌の裏表紙広告に続き、今日は女性雑誌の裏表紙の広告を数点紹介します。クリームや口紅、香水といった化粧品の広告に交じり、ミシンや銀行の広告もあります。    

雑誌特集 : 愛知県で出版された雑誌

2015年3月より、約5,300点(約700タイトル)のプランゲ文庫所蔵雑誌が国立国会図書館のデジタルコレクションにて閲覧可能(館内閲覧限定)となりました。これらの雑誌を今後当ブログにてシリーズとして紹介していきます。シリーズ記事の一覧はこちらからご覧頂けます。 シリーズ第七回目の今回は、愛知県で発行された雑誌を数点紹介します。 中日スタイル [1947年3・4月-1948年1・2月、スタイル展記念号、1948年5・6月、9月、12月] (Call No. C-262) 「中日スタイル」は名古屋市で「中部日本スタイル社」によって出版されていた服飾雑誌で、プランゲ文庫は計8点所蔵しています。ページ数20ページ弱の薄い雑誌ですが挿絵や写真を多く使用している雑誌です。スタイル展記念号(1948年5月)は1948年3月に松坂屋で開かれた中部日本洋裁学院連盟主催のスタイル展を特集したもので、全ページ写真入りの凝ったつくりです。 1947年の3・4月号には「赤にかぶれるな: 風見章子(松竹)は語る」という記事が掲載されています。この記事は女優の風見章子のインタビューで、そこで風見は「私は進駐軍にかぶれちゃいけませんと申し上げたい眞紅のマフラーとか赤いスカートなどは日本のむすめに決して似合いません….」と述べており、この下線部に民間検閲局(CCD)検閲官が薄く赤で線を引いてた跡が確認できます。ただし検閲文書はPassed No Violationsにマークが入っており、処分は受けなかったと推測できます。 中部の文具 [1号(1948年12月)-2号(1949年7月)] (Call No. C-185) 「中部の文具」は名古屋市で中部文具生産親和會が文具館建設落成を機に発刊した雑誌です。第一号では中部文具生産業界の紹介を主とし、これ以降は会員の機関誌として利用したい、と「発刊の言葉」(第1号)で述べており、その言葉通り第2号では様々な人物による寄稿が見られます。 中京こどもまんが [12号(1949年5月)-16号(1949年9月)] (Call No. C-257) 「中京こどもまんが」は中京新聞社が毎月発行した全ページカラー印刷の漫画雑誌です。ページ下段には東海銀行や旅館の広告なども掲載されています。また、懸賞企画や読者の漫画投稿ページなども充実しています。

雑誌裏表紙の広告: 児童雑誌から

雑誌の裏表紙には様々な企業の広告をみることができます。時にそれらはとてもカラフルで、私たちの目をひきつけます。その時代の流行を映し出す広告は、雑誌記事に勝るとも劣らない、研究価値のあるものなのかもしれません。 今日は、児童雑誌の裏表紙の広告を数点紹介します。

雑誌特集:熊本県で出版された雑誌

2015年3月より、約5,300点(約700タイトル)のプランゲ文庫所蔵雑誌が国立国会図書館のデジタルコレクションにて閲覧可能(館内閲覧限定)となりました。これらの雑誌を今後当ブログにてシリーズとして紹介していきます。シリーズ記事の一覧はこちらからご覧頂けます。 シリーズ第五回目の今回は、熊本県で発行された雑誌を数点紹介します。 地球船. 純粋詩 [1巻1号(1947年4月)-1巻4号(1947年11月)] (Call No. C107) 同袍 [1号(1949年8月)] (Call No. D231) 熊本県八代市で地球船詩社によって1947年に創刊された「地球船. 純粋詩」は、会員が寄稿した詩のみにとどまらず、「現代詩について」(Vol. 1, No. 1)や「惡抒情詩撲滅論」(Vol. 1, No. 2)など、専門的な記事も掲載しています。また創刊号の編輯後記では「二號三號と見事な上昇線を描き、少くとも十號あたりには世界的なものにしたい」との希望を語っています。 おなじく八代市で1949年に発行された「同袍」は、熊本県立八代高等学校校友会によるものです。雑誌本体と共に保管された文書によると、同高等学校の定時制創立一周年の記念号だということです。主に学生が寄稿した詩・短小説・作文を掲載しており、その中には天皇の九州巡幸について書いた「天皇をお迎えして」という作文もあります。 映画人 [1号(1948年10月)] (Call No. E34) 中学倶楽部  [7号(1949年2月)] (Call No. C200) 熊本工業高等学校二部映画研究部が発行した「映画人」は、わずか12ページの冊子ではありながら、写真入りで邦画・洋画批評を掲載するなど、編集に手が込んでいる印象を読者に与えます。また「映画の意義」や「映画鑑賞の態度」といった小記事も提供しています。 「中学倶楽部」は、熊本市内中学校の国語科の教師団体「中学国語教育研究会」が中学生向けに発行した雑誌です。生徒座談会の報告やクロスワードパズル、「学校めぐり」というコーナーではひとつの中学校を取り上げ紹介するなど、読者の興味を引くための努力が見られます。 団報 [1巻1号(1948年6月)] (Call No. D83) 「団報」は天草郡連合青年団文化部によって創刊されました。Suppress(発禁)やDelete(削除)処分は受けてないようですが、民間検閲局(CCD)の文書を見るとPossible Informationという箇所にチェックマークが入っているのが見て取れます。     雑誌本体を見ると「人生観・雑記」という記事及び「目覚めよ農村女性」という記事に「I.S. Repatriation」と書き込みが入っています。前者はシベリア抑留の体験について記載があり、後者はソ連の婦人参政権付与記念日の祝賀会に出席した体験が述べられています。

雑誌特集:静岡県で出版された雑誌

2015年3月より、約5,300点(約700タイトル)のプランゲ文庫所蔵雑誌が国立国会図書館のデジタルコレクションにて閲覧可能(館内閲覧限定)となりました。これらの雑誌を今後当ブログにてシリーズとして紹介していきます。シリーズ記事の一覧はこちらからご覧頂けます。 シリーズ第四回目の今回は、静岡県で発行された雑誌を数点紹介します。 茶 [1巻1号(1948年10月)-2巻9号通巻12号(1949年9月)] (Call No. C5) 「茶」は、静岡県茶農業協同組合連合会組織課が昭和町で発行した雑誌です。「最新茶栽培概論」(Vol. 2, No. 4)や「製茶工場の労働基準法適用について」(Vol.2, No. 5)、など、茶栽培の専門知識に関する記事が並びます。 田園 [1巻1号(1947年10月)-3巻5号(1949年5月)] (Call No. D138) 静岡県農業会発行の「田園」も、上記の「茶」と同様の農業雑誌です。しかしこちらは「貿易再開と農民の覚悟」(Vol. 2)のような専門記事だけではなく、漫画やローマ字講座、料理講座など幅広い内容を展開しており、農業に特化しながらも家族で楽しめる雑誌を目指したのではないかと推測できます。 第三日本 [134号(1948年5月)-148号(1949年9月)] (call No. D57) 「第三日本」は綜統学術院が出版した第三民主同盟促進の雑誌です。政治的なエッセイ、会員向けの青年・婦人講座のお知らせなどが掲載されています。 団報 [1946年12月] (Call No. D79) 「団報」は小笠郡倉真村青年団が刊行しました。団員が寄せた俳句・作文・詩などを主に収録しているようです。作文に、計5箇所のDisapprovedが見受けられます。敗戦について書かれた箇所が処分を受けているようですが、印刷が薄れていて内容の把握が困難です。 デルタ [1号(1948年10月)] (Call No. D201) 「デルタ」は静岡県立三島第二高等学校文芸部が刊行した雑誌です。当部に属する学生が執筆した随筆や映画・短歌評論などをまとめたもののようです。また編集後記には様々な面で当雑誌の発行をサポートした教師への感謝の気持ちが綴られています。 畜産くらぶ [1号(1947年8月)] (Prange Call No. C93) 静岡県立静岡農學校文芸班が刊行した「畜産くらぶ」も同じく学生雑誌です。こちらは少し専門的な内容が多数含まれており、畜産関係の研究成果発表なども見られます。例としては「養鶏飼料として酒母、麴母の鶏発育に及ぼす影響に就いて」(Vol. 1)という記事が掲載されています。

1947年10月20日

Censored Newspaper Articles紹介の一環として、1947年の今日、10月20日に民間検閲局(CCD)へ提出された文書を紹介します。 1947年10月20日東京新聞が、英語雑誌「Sakura」の創刊を伝える記事を民間検閲局(CCD)に提出し、一部削除処分を受けました。日本語ゲラをみると、「誕生早々バイヤー、[や]GI間に大もてでPXに毎月二万部、米本國にも貿易品として第一号から渡ることになった」という箇所が削除を受けています。日本語ゲラのデジタル画像は当文庫館内にて閲覧いただけます。 当文庫は「Sakura」の1947年10月号のゲラを所蔵しています。(Prange Call No. Za39).  下記は表紙の画像です。