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保存作業:ページの切り離し

資料のデジタル化のためのメタデータ作成をしている際に、ページが切り離されないまま製本されてしまった本に出会うことがあります。現在教育図書のデジタル化を進めていますが、その中でも特にドイツ語教育に関する本の分野に多く見受けました。これらはデジタル化の前に全て切り離す必要があります。下記のスライドショーで、プランゲ文庫の保存作業担当スタッフが、ページを切り離す作業を詳しく紹介します。

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雑誌特集:島根県で出版された雑誌

2015年3月より、約5,300点(約700タイトル)のプランゲ文庫所蔵雑誌が国立国会図書館のデジタルコレクションにて閲覧可能(館内閲覧限定)となりました。これらの雑誌を今後当ブログにてシリーズとして紹介していきます。シリーズ記事の一覧はこちらからご覧頂けます。

シリーズ第十一回目の今回は、島根県で発行された雑誌を数点紹介します。

「どうどがわ」は島根県立大東高等学校校友会郷土調査班が発行した冊子です。内容は教員や学生の研究発表で、例として「八雲神話と出雲」や「三刀屋城附近の傳説」といった論文が掲載されています。

島師付属小学校同窓会が発行した「千鳥」は、卒業生による随筆や詩の寄稿、シリーズ物、住所録などが含まれます。最終ページには戦時中に破壊された校舎の復興レポート「母校復興状態」というコーナーもあります。プランゲ文庫が所蔵する第3号は全75ページで、同窓会誌にしては分厚い印象を受けますが、発行人が民間検閲局に提出した文書によると発行部数は80部とのことです。

  •  潮音. [1号(1947年1月)] (Call No. C-155)

港町青年会が発行した「潮音」も、「千鳥」と同様に発行部数わずか60部の小規模な機関誌です。印刷の状態も悪く非常に読みづらいですが、表紙のタイトル下には折り紙のような飾り紙を使って色味を添えてあり、拘りが感じられます。理想に燃えている創刊の言葉を抜粋します。

「終戦後混沌たる嵐に吹きまくられ人々はいたづらに右往左往するあはただしい時を送ってきたが今こそ吾々はこの混迷より醒め満ち溢れる熱き意気と力をもってあくまで正しき理念を持し新日本建設に努力せねばなりません。」

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謹賀新年

あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

プランゲ文庫は1月2日(火)から開館いたします。

プランゲ文庫スタッフ一同

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冬季休暇に伴う休館のお知らせ (2017)

冬季休暇に伴い当文庫は2017年12月22日(金)から2018年1月1日(月)まで休館致します。利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、どうぞご了承ください。当ブログの投稿は新年に再開致します。

本年もプランゲ文庫をご利用頂き、ありがとうございました。

プランゲ文庫スタッフ一同

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20世紀ジャパン・リサーチ・アワード(2017-2018)の受賞者が決定しました

2017-2018年の20世紀ジャパン・リサーチ・アワードは次の研究者に授与されました。

  • Emily Cole, Ph.D. candidate at the University of Oregon.  研究テーマのタイトルは “Life in the Ruins: Photography during the Allied Occupation of Japan, 1945-1952″です。
  • W. Evan Young, Assistant Professor at Dickinson College.  研究テーマのタイトルは “Health and Home in Occupation-Era Japan: Women’s Magazines and Domestic Medical Care”です。

Emily Cole

W. Evan Young

 

 

 

 

 

 

 

 

20世紀ジャパン・リサーチ・アワードはNathan and Jeanette Miller Center for Historical Studies と メリーランド大学図書館の共催で1999年に始まりました。この研究助成はプランゲ文庫及びメリーランド大学図書館東アジア資料室にて、占領期とその直後(1945~1960年)を研究される方を対象としています。

20世紀ジャパン・リサーチ・アワードについて詳しくはこちらのページをご覧下さい。

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祝:雑誌特集シリーズ10記事

国立国会図書館のデジタルコレクションにて館内閲覧可能 – 約5,300点(約700タイトル)- を、当ブログにて雑誌特集シリーズとして紹介してきました。2017年12月時点で、10都道府県の雑誌に関する記事を公開しています。10都道府県の内訳は京都府北海道鹿児島県静岡県熊本県四国(愛媛県・高知県・徳島県・香川県)、愛知県福島県新潟県長崎県です。近々、島根県と石川県の雑誌特集を予定しています。

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教育図書特集: 「おもしろい年代の覺え方」

2015年8月より、当文庫は教育図書のデジタル化を開始しました。デジタル化が終了した教育図書の中から興味深い資料を教育図書シリーズとして紹介していきます。

今回は「おもしろい年代の覺え方」(Call No. 438-0012)を取り上げます。

「おもしろい年代の覺え方」朝枝博著(文化生活社発行, 1949)は、年代の語呂合わせ暗記のポケットブックです。「はじめに」というページには「この本は重要年代の樂なおもしろい覺え方を73集めた日本唯一のものです。年代は永久に變りませんから一度覺えれば廣い歴史の海の燈台として長く役立ちます。」と書かれています。

年代語呂合わせで有名なものとしては「鳴くようぐいす平安京(794年)」や「以後よく伝わるキリスト教(1549年)」などでしょうか。この「おもしろい年代の覺え方」では、平安京は「奈良の都をなくし(794)て平安京へ」、キリスト教伝来は「いこよ、ク(1549)リスト敎を弘めに日本へ」とありました。その他印象に残ったものとしては、表紙にも使われている「いよゥ國(1492)が見えるゾ!」(コロンブスのアメリカ大陸発見)や、「日本獨リむさく(1639)るしい國内に閉ぢこもる」(寛永の鎖国令)などがありました。

最後のページは「日本がウマクいく様な(1947)新憲法」(日本国憲法実施)でした。

「おもしろい年代の覺え方」のデジタル画像は当文庫館内限定で閲覧頂けます。