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保存作業:デジタル化作業後の再収納

デジタル化の前にホッチキスを外す作業をした資料はカスタムメイドの箱に入れたり、または一定の大きさの市販の箱に収納するなどして本がバラバラになってしまうのを防いでいます。スキャンニングから帰ってきた資料を箱に戻す際には資料が痛まないように細心の注意を払います。下記のスライドショーをご覧ください。

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Prange Staff Pick from the Exhibition – ブロンディ

2018年10月中旬より当メリーランド大学ホーンベイク図書館Maryland Room Galleryにて、プランゲ文庫の展示Crossing the Divide: An American Dream Made in Occupied Japan, 1945-1952を開催します開催期間は2018年10月~2019年7月です。新しいシリーズ「Prange Staff Pick from the Exhibition」では、プランゲ文庫職員が特に気に入っている資料を詳しく紹介します。

1930年から連載された新聞漫画「ブロンディ」はブロンディとダグウッド夫婦、子ども達、ペット、そして隣人達がミズーリ州ジョプリンで繰り広げる日常を描いています。「ブロンディ」は日本でも人気となり、1946年から週刊朝日で連載が始まり1949年1月からは朝日新聞に掲載されました。

今回の展示では、当時多くの日本国民が持っていたアメリカの生活への憧れを象徴するものとして「ブロンディ」とそれに関する次の記事を取り上げました。

「暮らしの手帖」に掲載された「アメリカの暮しと日本の暮し」(Prange Call No. K1992)著者の坂西志保氏は、1942年6月にアメリカから日本へ強制送還されるまではワシントンDCの米国議会図書館に勤めていました。この記事で坂西氏は自身が経験したアメリカでの生活を漫画「ブロンディ」を使って分析しています。坂西氏にとって「ブロンディ」は、典型的なアメリカの中流階級の生活を描いているように思われました。アメリカではごく一般的に繰り広げられる場面の数々が、日本人にとっては非常に魅力的で理想的な生活である、と坂西氏は述べています。坂西氏は文中で次のように述べています。

“家族四人、犬三【匹】、女中がいないので家事に追はれ、疲れてヘトヘトになるというブロンデーにしても、ラヂオ、電気冷蔵庫、暖房電話から始まつて、台所にはガスの料理用ストーブ、コーヒー、トーストをつくる電気器具がそろつている。電気洗濯機、掃除機、二十四時間熱湯が出て、私たちからいつたら百万長者のような生活をしている。”

プランゲ文庫は、ブロンディの漫画を本の形態にして出版したもの2冊(下記画像をクリック)及び、週刊朝日と朝日新聞も所蔵しています。

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プランゲ文庫マネージャー エイミー・ワッサストロム

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謹賀新年

あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

プランゲ文庫は1月2日(水)から開館いたします。

プランゲ文庫スタッフ一同

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冬季休暇に伴う休館のお知らせ (2018)

冬季休暇に伴い当文庫は2017年12月21日(金)から2018年1月1日(火)まで休館致します。利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、どうぞご了承ください。当ブログの投稿は新年に再開致します。

本年もプランゲ文庫をご利用頂き、ありがとうございました。

プランゲ文庫スタッフ一同

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展示資料紹介:「水耕技術と日本農業」

2018年10月中旬より当メリーランド大学ホーンベイク図書館Maryland Room Galleryにて、プランゲ文庫の展示Crossing the Divide: An American Dream Made in Occupied Japan, 1945-1952を開催します開催期間は2018年10月~2019年7月です。今月から月に一度、ピックアップした展示資料の紹介を行います。展示資料シリーズはこちらからまとめてご覧頂けます。

「展示資料特集シリーズ」の三つ目は、1947年4月に雑誌「科学世界」(第22巻第4号4月号 – Prange Call No. K70)に掲載された「水耕技術と日本農業」を取り上げます。

「水耕技術と日本農業」は、ハイドロポニック農業プロジェクトの技術顧問を務めた田中長三郎氏による記事です。記事の中で田中氏は、ハイドロポニック農業の導入によって日本農業に及ぼされる影響を分析し、このプロジェクトに対する進駐軍の期待と情熱を称えました。ハイドロポニック農業の意義として、田中氏は次のように述べています。

「必要は発明の母である、とはよく言われることであるが、この水耕農業すなわち水農の場合も全くその通りである。米軍がアフリカに進駐するに及んで、中間の飛行基地として選ばれたのが天涯の孤島アツセンジョン島である。この基地の空軍に供給するヴィタミンC給源たる蔬菜は、到底飛行機や船舶では運びきれない。といつて珊瑚嶼だから野菜を植えるべき土壌がない。これで思いついたのがこの石ころ栽培である。(中略)日本に米軍が進駐してきて同じく困つたのが、新鮮蔬菜である。これは別の意味からきている。日本には立派な耕土がある。しかしその耕土は、食糧に困りぬいている日本人のための生産に使うべきであつて、1粒の麥1片のトマトと雖も米軍が譲りうけてはならぬ。これはマッカーサー元帥の厳達である。第二に日本の土は寄生虫や伝染病菌の巣窟である。めつたに生野菜などを食して感染してはならぬ。これが元帥の兵員に対する心づかいである。その結果生まれたのが調布飛行場のハイドロポニック・ファームであった。」

記事全文はオンライン展示にてご覧ください。

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映画特集 : “クリスマスの休暇/Christmas Holiday” (1944)

プランゲ文庫は多数の映画関連資料を所蔵しています。他の映画特集記事も是非ご覧ください。

今日は “Christmas Holiday” (日本語タイトル: クリスマスの休暇)に関する資料を紹介します。

アメリカで1944年6月に公開されたこの映画は、ディアナ・ダービン(Deanna Durbin)とジーン・ケリー(Gene Kelly)の主演です。ジーン・ケリーは1950年代に多くのミュージカルに出演した為、この映画のタイトル「クリスマスの休暇」は明るく楽しいクリスマスの映画を期待させるかもしれません。この映画にミュージカル的要素があることは事実ですが(ちなみに1945年のアカデミー賞では、音楽部門でハンス・サルターがノミネーションされました)、この映画はサマセット・モーム(Samerset Maugham)の作品を原作とする、クリスマスのイメージとは随分かけ離れた物語です。

画像はプランゲ文庫が所蔵する図書「Kurisumasu no kyuka/クリスマスの休暇」です。(國際出版社, 1947)  [Prange Call No. PN-0237] この本は既にデジタル化されており、そのデジタル画像はメリーランド大学図書館及び国立国会図書館デジタルコレクションにて館内限定で閲覧が可能です。

また、先月の「愛のあけぼの/And Now Tomorrow」記事で紹介したLux Radio Theater というサイトでクリスマスの休暇のラジオドラマを検索してみると、「クリスマスの休暇/Christmas Holiday」の主人公であるJackie/Abigailを、以前にアカデミー賞関連で紹介した「ミネソタの娘/Farmer’s Daughter」主演のロレッタ・ヤング(Loretta Young)が演じています。

下記は簡単なあらすじです。

悪天候のためクリスマス・イブにニューオリンズで一夜を過ごす羽目になったチャールズ – Lt. Charles Masonは、レポーターのサイモン – Simon Fenimore -と出会う。サイモンはナイトクラブ「メイソン・ラフェッテ」を経営するヴァレリーに何かいい知恵があるか聞いてみれば良いと提案。しかしヴァレリーはチャールズに、天気の回復を待つしかない、と告げる。そのナイトクラブでチャールズは、ジャッキー – Jackie Lamont – に出合う。チャールズとジャッキーはクリスマスのミサに一緒に出席し、そこでジャッキーは彼女の本名が Abigail Manetteといい、夫のロバート- Robert Manette – が殺人罪で服役していることをチャールズに打ち明ける。その頃ロバートは脱獄に成功し、妻であるアビゲイルが働くナイトクラブに向かっていた。。。

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Crossing the Divide オープニングレセプション

2018年10月19日、特別展示「Crossing the Divide: An American Dream Made in Occupied Japan, 1945-1952」のオープニングレセプションにお越しくださった皆様、ありがとうございました。レセプションの様子は、こちらのFlickr アルバムでご覧ください。