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保存作業:劣化資料の保存について

プランゲ文庫の主な目的は資料の保存と利用提供です。資料をマイクロフィルム化やデジタル化した後、原本は元通り配架されます。 スキャン時に背表紙を解体するなどの作業が必要になった本は、再配架する際に入れ物を作成する場合があります。以前は厚紙で作られた箱を利用していました。この箱は丈夫ですが、本の表紙などを簡単に見ることができませんでした。 それにかわって、今ではプランゲ文庫の保存作業担当スタッフが透明のフィルム(Mylar)で一箱ずつ各本のサイズに合わせて作っています。一箱を作るのにはおよそ一時間半ほどの時間を必要とします。 以下のスライドショーで、この透明の箱の作り方を紹介します。