作家壷井栄の「石臼の歌」は原爆を題材とした作品として知られています。1947年この作品を「童話集十五夜の月」(プランゲ文庫請求番号502-087)に収録して出版することになりました。検閲を受けた際、提出したゲラに「delete」と書かれた部分があり、占領下での原爆についての表現がどのようなものであったかを知る資料の一つと考えられます。削除された箇所を詳しく見るには、下記の画像をクリックしてください。またこれは、小学校国語の教科書にも教材として採用されたことのある小説です。
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[…] 石臼の歌 […]